断熱気密
家の断熱性能について解説!断熱等級とは?『高断熱の家にするために』
更新 2024-03-09
家作りに必須の知識:断熱性能について解説
断熱性能は快適な家づくりの為の重要な要素です。 断熱性能が高いと冬でも家全体が暖かくなります。 エアコンの効率もよくなるので冷暖房費を抑える事ができます。 さらにヒートショックの防止など健康にも大きな影響があります。 そんな重要な断熱性能について解説します。 今回の記事を最後まで読んでいただくと断熱の事が理解できて、どんな事に気を付ければいいのかが分かるようになります。✔今回の内容
①断熱性能とは
②断熱性能が低いとなにがダメなのか
③どうすれば断熱性能を高くできるか
最後にまとめとしておすすめの断熱性能などについて解説します。
①断熱性能とは
断熱性能のことを簡単にいうと
家の外の熱を家の中に伝えずに家の中の熱を外に逃がさないようにする性能のことです。
構造などは異なりますが魔法瓶のように中の熱を外に逃がさないようなイメージです。
冬は外の冷たい温度を家の中に伝えず、家の中のあったかい温度を外に逃がさないようにして
夏は外の熱い温度を中に伝えずに中の涼しい温度を外に逃がさないようにする性能です。
断熱性能は一般的には【UA値】という数値で表されます。
UA値は【外皮平均熱貫流率】とも呼ばれます。
このUA値は設計段階の計算によって算出する事ができます。
建物から外に逃げていく熱の合計を壁や屋根や窓の外部と接する部分の面積の合計で割る事で数値を出します。
UA値は数値が低い程断熱性能が高いです。
例えばUA値0.5よりもUA値0.3の方が断熱性能が高いです。
このUA値を使って国が断熱等性能等級という基準を定めています。
等級が1~7まであり、等級7が一番性能が高いです。
等級5ならUA値0.6以下で等級7ならUA値0.26以下というように決められています。
さらに地域区分というのがあり日本が8つの地域に分けられて例えば北海道は1地域。大阪は6地域というように決められています。
同じ等級7でも1地域の北海道だとUA値0.2以下にしなければいけませんが、7地域の熊本だとUA値0.26以下で等級7にできます。
北海道と九州では温度や環境が違うのでそれを調整するためにこの地域区分というのが決められています。
具体的に断熱等性能等級の違いによってどれくらい温度が変わるかというと条件によって変わるのであくまで参考ですが、
大阪で外の気温が0℃で室温が20℃で夜12時に暖房を切って朝5時に室温がどれくらい下がるかというと等級4の家だと室温が20℃から8℃まで下がり、等級5だと13℃まで下がり、等級6になると16℃まで、等級7は17℃までしかさがらないというイメージです。
②断熱性能が低いとなぜ悪いか
①エアコンの電気代が沢山かかる
例えば冬場に暖房をつけても外の冷たい温度が部屋のなかに入ってきてたらエアコンがききにくいですよね。 断熱性能が高い家だと外の冷たい温度が家の中まではいってこないので暖房のききがいいのと暖房を切った後も外に熱が逃げにくいので暖かさが長く続いて暖房費を抑えることができます。②ヒートショックのリスクがある
まずヒートショックとはなにかというと、寒い所と暖かい所を急に移動すると血圧が激しく上下します。 それが原因で心筋梗塞や脳卒中になることです。 特にお風呂場でなりやすく、裸で寒い脱衣所や洗い場にいるところからあったかいお湯につかる時に急激な温度変化によりヒートショックが起こりやすいです。 日本では交通事故よりもヒートショックで亡くなる方の方がはるかに多いです。 断熱性能が高い家だと家の中に温度差ができにくくなるので脱衣所やお風呂が寒くなりにくく、ヒートショックを予防する事ができます。③冬は壁が冷たい不快な部屋になりやすい
「断熱性能が低くても電気代がかかってもいいからエアコンで温度をあげればいい」と思う方もいるかもしれませんが断熱性能が低い家はエアコンをつけて室温を上げていても壁が冷たくなり寒いと感じます。 人間が体感で感じる温度は室温と壁の表面温度の平均になると言われてます。 なので部屋の温度が20度でも壁の表面の温度が10度だと体感だと15度にしか感じずにエアコンをつけているのに寒いと感じるようになります。 断熱性能が高い家だと外の温度が家の中まで入ってこないので壁の表面の温度が冷たくならずに室温に近い温度で体感できます。③どうすれば断熱性能が高くなるか
これは細かく説明していくと長くなるので今回は基本的な2点を解説します。
