テレビの位置はどこが正解?見やすい位置は?

テレビの位置はどこが正解?
──後悔しないリビングレイアウトのコツ
家づくりで意外と後悔の声が多いのが、テレビの配置に関すること。
「窓の反射で画面が見えづらい」
「ソファとの距離が近すぎて見にくい」
「コンセントの位置が合わず、配線が丸見え」
などなど、住んでから“しまった”と思う方は少なくありません。
そこで今回は、後悔しないためのテレビ配置の考え方とレイアウトのコツをご紹介します。
日当たりと反射をチェック

テレビを配置する際にまず気にしたいのが「自然光との関係」。
南向きの窓からの強い日差しや、斜めからの光がテレビ画面に反射して、見えにくくなることがあります。
【ポイント】
・窓の真正面にテレビを置くのは避ける
・日差しが強い方向にはカーテンやロールスクリーンを設置
・窓を背にする場合は、画面の映り込みにも注意
テレビとソファの距離感

テレビの大きさに対して、視聴距離が近すぎたり遠すぎたりすると、目が疲れたり見づらさを感じます。
【目安の距離】
- 50型のテレビ:1.8〜2.5mほど
- 65型のテレビ:2.3〜3.3mほど
ソファの位置とテレビとの距離を事前にシミュレーションしておくと安心です。。
コンセントとアンテナ端子の位置
テレビ周辺には、電源やアンテナ、インターネット(LAN)の端子が必要になります。
これを考えずにテレビの場所だけ決めてしまうと、延長コードや配線が目立って不格好に。
【事前に確認したいこと】
・ルーターの位置(ネット接続が必要な場合)
・壁掛けにするか、置き型にするか
・AV機器(レコーダー・ゲーム機など)の台数
動線と干渉しないか

テレビに集中したいのに、横を人が通るたびに気が散る。
これはリビングの動線計画とテレビ位置が干渉しているケースです。
【おすすめの考え方】
キッチンからの視線も考慮すると“ながら視聴”しやすい
家族の通り道から少し奥まった場所にテレビを設置
5. 壁掛け?置き型?選び方のヒント

【壁掛けテレビ】
- スッキリした印象
- 配線が壁内に隠せるとより美しい
- 位置調整が難しく、施工に費用と手間がかかる
【置き型テレビ】
・配線の整理を工夫すれば美しく見せられる
・移動が簡単
・テレビ台の収納を活かせる
まとめ:ベストな位置は“暮らし方”から考える
テレビの配置に「正解」はありませんが、
“どういう時間を過ごしたいか” “どこから見たいか”をベースに考えることで、暮らしに合ったベストな位置が見えてきます。
脇田工務店では、家具の配置や生活動線も含めたリアルな3Dシミュレーションで、暮らしをイメージしながら家づくりをサポートしています。
レイアウトまでしっかり考えた設計で、「失敗しないテレビのある暮らし」、叶えてみませんか?
