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【新築住宅でまだまだ少ないけどおすすめ】ホテルや結婚式場でも使われる布クロスについて

更新 2024-12-23

ビニールクロスと布クロスについて

新築住宅の内装の壁紙ですが今はビニールクロスが9割以上を占めています。

脇田工務店の新築住宅では内装には漆喰をお勧めする事が多いですが、ビニールクロスと比べて建築時のコストが大きく上がるので漆喰よりも安価な布クロスをお勧めする事もあります。

予算やご要望によっては部屋ごとに漆喰と布クロスを使い分ける事もあります。

今回はビニールクロスと布クロスのメリットデメリットを説明し、なぜ脇田工務店ではビニールクロスよりも布クロスをお勧めしているのか説明します。

ビニールクロスとは

まずビニールクロスについて説明するとポリ塩化ビニルを主原料とする壁紙のことです。
新築住宅の9割以上に使用されています。

ビニールクロスのメリット

値段が安い

他の壁材よりも安いです。

良く使われる1000番台と呼ばれるクロスでは約1000円/mで同じ料金で様々な色柄の中から選ぶことができます。

施工性が良い(結果的に施工費も安い)

新築住宅の壁紙工事でも5日ほどで完了します。

工期が短いと人件費もかからないので工事費も安くすみます。

種類が豊富

カタログをみると種類の多さに驚くと思います。

織物風やぬりかべ風、タイル柄や木目柄など様々なデザインがあります。

お手入れが簡単

ビニールなので汚れても水や洗剤をつけてふき取る事ができます。

塗り壁や他の壁紙では水拭きは難しいことが多いです。

様々な機能付きのものがある

防汚、表面強化、撥水、消臭、耐薬品、など様々な機能をもった商品があり目的に合わせてクロスを選ぶことができます。

ビニールクロスのデメリット

ビニールが劣化して破れや剥がれが起きる

ビニールクロスの原料である塩化ビニルが年月が経つにつれて硬化して破れや剥がれが起きる場合があります。約10年ほどで劣化が顕著になってきますので10-15年ごとの張替えが推奨されています。

黒ずみ汚れが発生しやすい

ビニ-ルクロスは静電気によって空気中のホコリを引き寄せます。

特にエアコンの周りやコンセントの周りが黒ずんで汚れが目立つ可能性があります。

○○風が多いので偽物感がある

柄は豊富にありますが、ビニールにプリントした柄なので○○風にしかならずどうしても偽物感があります。プリント技術が上がりリアル感はありますが本物と比べた時の質感の違いは歴然です。

布クロスとは

布クロスについて説明すると綿、麻、レーヨン、ポリエステルなどを使用した、織物で作られた壁紙のことです。
住宅の他にもホテルの内装や結婚式場などにも使われています。

布クロスのメリット

・経年による劣化がすくない

布クロスは破れにくく丈夫でビニールクロスと比べて経年による劣化が少ないです。

年月による変化はありますが見た目が悪くなる劣化というよりも自然な経年変化として楽しめます。

張替頻度もビニールクロスよりも少なく約20年ごとの張替えで済みます。

本物による高級感がある

織った布を壁紙にしている為、高級感があります。

ビニールにプリントをしているビニールクロスは織物柄を選んでもどうしても織物にしかなりませんが、布クロスは本物の織物なので比べると素材感が全く違います。

高級感があるので結婚式場やホテルや美術館でも使用されています。

静電気を発生しにくいので黒ずみ汚れが発生しにくい

ビニールクロスと比べて布クロスは静電気を発生しにくいのでほこりを吸着しにくくビニールクロスで見られるような黒ずみが発生しにくいです。

・調湿性がある

布は通気性が良い為調湿作用があります。

布クロスのデメリット

・価格が高い

綿や麻レーヨンなど原材料の種類によって価格に幅がありますが、ビニールクロスと比べると価格は高くなり、比較的安いもの同士で比べると倍くらい金額が変わります。

・施工の時に継ぎ目が目立ちやすい

柄や素材によっては継ぎ目で柄を合わせにくく目立つことがあります。

・繊維のホツレがでる場合がある

ホツレがでにくい加工がされている商品もありますが、角部分など施工場所によってはホツレがでてくる場合があります。

・汚れが落としにくい

布なので汚れが付着すると落としにくいです。

ビニールクロスと違って基本的には水拭きができませんが、防汚加工や撥水加工などの機能がついていた商品もあります。

ビニールクロスよりも布クロスをおすすめしている理由

安い!早い!種類豊富!と様々なメリットがあるビニールクロスですがビニールの劣化が進み10年ごとに張替えないといけないという大きなデメリットがあります。実際10年ごとにちゃんと張替えがされている家はほとんどありません。

その結果新築時からどんどん劣化していきその状態で住み続けているという事が多いです。

それが良くないと考え脇田工務店では経年で劣化しにくい建材をお勧めしているのですがそれが漆喰や今回説明している布クロスなのです。

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