大阪で新築一戸建て・リノベーションなら大阪市東淀川区にある脇田工務店へ |全棟高気密高断熱住宅

株式会社脇田工務店

大阪で新築一戸建て・リノベーションなら大阪市東淀川区にある脇田工務店へ|全棟高気密高断熱住宅
menu

【寝室はよく眠れることが最重要】心地よい寝室の作り方のポイント

更新 2024-12-05

寝室の優先順位の最上位はよく眠れること!

住宅の設計で動線や収納の事等はどの部屋でも共通して大事な要素ですが、寝室の設計で最も重要な事は【よく眠れる空間】であるか。という事だと考えています。

その為には疲れを癒す「癒しの空間」やリラックスできる「落ち着いた空間」眠りを妨げない「静かな空間」が設計のキーワードになります。

「癒しの空間」「落ち着いた空間」「静かな空間」を作る為のポイントを説明します。

心地よい寝室の作り方①「癒しの空間」の作り方

空間に癒しやくつろぎを求めるのであれば重要な要素の一つが「照明」です。

日本の住宅で最もよく使われているのは天井付けのシーリングライトです。

部屋の真ん中の天井についているUFOみたいな照明です。

この照明は部屋全体をくまなく照らしてくれますし、安くてどこでも手に入りリモコンで明るさや色の調整もできたりとメリットが沢山あるので特に検討せずにこの照明をつけているお宅が多いかと思います。

しかし部屋全体をくまなく照らすと作業はしやすいですが光影のメリハリが生まれません。

くつろぎの空間をつくる為には光と影をうまく演出する必要があります。

例えば海外のホテルや日本の高級ホテルに宿泊するとUFO照明はまず見かける事はありません。

落ち着きやリラックス、高級感といった雰囲気を作るのにそぐわないからです。

ではどうすればいいのかというと照明を【多灯分散照明】にする事です。

天井の1つのシーリングライトだけで照明を済まそうとするのではなく、吊り下げのペンダントライトやダウンライト、スタンドライト等、複数の照明を使って寝室の照明を作る事で癒しの空間を作る事ができます。

ポイントは照らす場所を絞って空間にメリハリを演出する事です。

ベッドサイドに寝る前の読書をするための照明を置く、壁のインテリアをピンポイントで照らすダウンライトを作る等まずは必要な場所にピンポイントの照明を置いてみる事が大事です。

スタンドライトやフロアライトは家具のように移動したり増やしたりすることができるのでまずはやってみて、雰囲気を見ながら好みにあわせて落ち着いた空間をつくっていく事をおすすめします。

照明を変えると雰囲気がぐっと変わるので、まずは一度天井のシーリングライトを消してみて、高いものでなくてもいいのでフロアライトを置いてみて試してみる事をおすすめします。

心地よい寝室の作り方②「落ち着いた空間」の作り方

落ち着いた空間をつくる時に重要な要素は「こもり感」だと思います。

人間は囲まれた空間にいると落ち着きます。

太古の昔、小さな哺乳類だった時代に身を守る事のできる洞窟に住処を構えた頃のなごりだとも言われています。

このこもり感を出すためには天井高さを抑える事が重要です。

天井高さは一般的には2.4mが多いですがこれを2.1mや2.2mにする事で落ち着いた「こもり感」のある空間をつくる事ができます。

この時に注意するポイントとしてはただ天井高さを低くして閉塞感を感じてしまってはいけないので、例えば扉を床から天井までいっぱいの高さの「ハイドア」にする事や高い位置に照明をつけずに「照明の重心を落とす」などの設計の工夫が必要です。

心地よい寝室の作り方③「静かな空間」の作り方

静かな空間を作る時は「①外の音をシャットダウンする事」「②中の音をシャットダウンする事」の2つが必要です。

●「①外の音をシャットダウンする事」は家の外の車の音や騒音が聞こえないようにする事ですが、最も音を通す場所は窓です。壁よりも窓から外の音は入ってきます。

下記の2点で窓の防音効果を高める事ができます。

・遮音カーテンを取り付ける

・窓を防音ガラスにする

・内窓に窓を追加して二重構造にする

内窓はリフォームで断熱性能を高めるために取り付ける事が多いですが、意外にもお客様に驚かれるのは「静かになった。外の音が聞こえなくなった」という事です。

新築では遮音カーテンのとりつけか防音ガラスの設置、既に建てた家の対策では費用対効果の高い内窓の設置をお勧めします。

●「②中の音をシャットダウンする事」はトイレの流れる音や他の部屋の足音を聞こえないようにする事です。

これは間取りを工夫する事が重要です。

例えば寝室と隣接してトイレを付けない事です。寝室のすぐ隣にトイレがあると夜誰かがトイレをした後に水の流れる音が寝室まで聞こえてしまいます。

そしてほかの部屋と直接隣接させない事です。壁一枚で他の部屋と区切るのではなく間に収納を作ってクッションにする事で隣室の音を緩和してくれます。

設計の段階で寝室の音の事を考える事が重要です。

寝室を静かで落ち着いた癒し空間にしましょう

寝室は寝るための部屋ですので良く眠れることが最重要で、その為には「癒しの空間」「落ち着いた空間」「静かな空間」にする事が良い寝室づくりに繋がると考えています。

家作りを考えている皆様にも是非「良い寝室とは」について考えて頂ければと思います。

メールでお問い合わせ
LINEでお問い合わせ

しつこい営業いたしません!  小さな事でもご相談ください