1階に寝室は怖い?アリ?ナシ?

1階に寝室はアリ?ナシ?
──将来を見据えた間取りの考え方
こんにちは、脇田工務店の脇田です。
お打ち合わせの中でよくいただくご相談のひとつが「寝室は1階にするべきか、2階にするべきか?」という間取りの検討ポイントです。
結論から言えば、それぞれにメリット・デメリットがあります。
どちらが“正解”というよりも、「今の暮らし」と「将来の暮らし」、どちらにもフィットするかが大切な視点です。
今回は、1階寝室の考え方について、少し掘り下げてみたいと思います。
1階に寝室をつくるメリット

将来的に平屋のような暮らしができる
年齢を重ねたとき、階段の上り下りが負担になることがあります。
1階に寝室があれば、将来的に“1階だけで生活が完結する”という選択肢が生まれます。
実際、60代以降のお客様からは「階段がつらくて寝室を移したい」という声をよく伺います。
夜間のトイレが近い
1階にトイレや洗面を配置していれば、夜中に起きた時の移動も最小限に抑えられます。
小さなお子様や高齢のご家族がいる場合も安心です。
子どもが独立した後の暮らしに最適
子ども部屋は2階、親世帯は1階。
こうしたゾーニングにしておくことで、ライフステージの変化に柔軟に対応できます。きます。
一方で考えておきたいこと

プライバシーの確保
リビングと寝室が近すぎると、来客時に音や視線が気になることも。
動線や配置にひと工夫が必要です。
防犯面の配慮
窓の位置やサイズ、シャッターや面格子の設置など、1階に寝室を設ける場合は防犯対策もセットで考える必要があります。
家族構成とのバランス
例えば、思春期のお子さんがいるご家庭だと、2階に親の気配がないことで少し距離を感じてしまう…というケースもあるかもしれません。
生活時間のズレがあるご家庭では、家族の動線が重ならないような工夫も求められます。
1階寝室をうまく取り入れるコツ
・ウォークインクローゼットや書斎を併設して「主寝室感」を高める
・中庭やデッキに面するなどして、居心地を良くする
・寝室を“個室”としてだけでなく、昼は家事室やくつろぎ空間として活用できるように設計する
寝室に“寝るだけの場所”以上の価値を持たせることで、1階配置がもっと暮らしやすくなります。
まとめ

1階に寝室をつくることは、老後の暮らしへの備えという面でも非常に有効な選択です。
ただし、家族構成や日々の動線、プライバシーの取り方によっては、2階寝室の方がフィットすることもあります。
どちらを選ぶにせよ、「今」と「10年後・20年後」の暮らしをイメージしておくことが、後悔のない家づくりへの第一歩になります。
脇田工務店では、暮らしの変化まで見据えた設計提案を心がけています。
ぜひ一緒に、“将来もずっと暮らしやすい家”をつくっていきましょう。
