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お風呂のドアは引き戸・開き戸・折れ戸…結局どれが正解?

更新 2025-07-31

お風呂のドアは開き戸・引き戸・折れ戸…結局どれが正解?

暮らしやすさの“最後の差”を決める、出入り口の選び方

今回のテーマは、お風呂の「ドア」。
折れ戸、引き戸、開き戸──実は、どれを選ぶかで入浴時の快適さが大きく変わります。

間取りやコストに目がいきがちですが、毎日使う場所だからこそ、じわじわ効いてくる「動線」「掃除」「安全性」の違いを、住んでから実感する方も多いです。

それぞれの特徴を知って、自分たちの暮らしに合ったドア選びをしていきましょう。

折れ戸:省スペースで設置しやすい“標準的な選択肢”

折れ戸は、ユニットバスの標準仕様として多く採用されているタイプです。
扉が真ん中で折れながら開閉するため、スペースを取りにくく、コストも控えめ。

【メリット】

  • 開閉に必要なスペースが少ない
  • 折りたためるので動線上の干渉が少ない
  • 価格を抑えやすい

【デメリット】

  • 折れ目に汚れがたまりやすく、掃除がやや手間
  • 開口部が狭めで、介助や物の出し入れがやや不便
  • 開閉のガタつきや引っかかりを感じることも

「とりあえずこれで大丈夫」と選ばれがちですが、暮らし方によっては不便に感じる場面もあるので、安易な選択には注意が必要です。

引き戸:動きやすさと安全性で選ばれる“人気の本命”

横にスライドする引き戸は、バリアフリー設計との相性が良く、年齢問わず人気が高まっています。
とくに「立ったままドアを開け閉めできる」のは、使ってみると想像以上に便利です。

【メリット】

  • 開口が広く取れるので、介助やバスチェアも使いやすい
  • 開閉が軽く、力の弱い方でも扱いやすい
  • 移動せずにその場で開けられるので、動作がスムーズ
  • 人が前に立っていてもドアを開閉しやすく、衝突リスクが少ない

【デメリット】

  • 扉を引き込むためのスペース(壁面)が必要
  • 洗面室側の壁面に収納や照明を設置しにくい
  • 下レールに髪の毛や汚れが溜まりやすく、掃除がやや面倒
  • 建具本体や工事費が少し割高になるため、コストはやや高め

使い勝手は抜群ですが、掃除のしにくさとコストの高さは検討材料。
それでも、将来の使いやすさや安全性を重視する方には第一候補としておすすめです。

開き戸:スペースが取れるならアリ。シンプルで丈夫な選択

昔ながらの定番スタイルである開き戸は、構造が単純で壊れにくく、長持ちしやすいタイプです。
最近は採用される頻度が少なくなっているものの、シンプルにすっきり見せたい方には向いています。

【メリット】

  • 壊れにくく、メンテナンス性が高い
  • 構造がシンプルなため、デザインもすっきりまとめやすい
  • コストも折れ戸と比べて大きくは変わらず、標準仕様でも検討しやすい

【デメリット】

  • ドアの前に人や物があると開閉できない
  • 狭い洗面室では動線の邪魔になることも
  • 浴室側で人が倒れると、外からドアを開けにくくなるリスクがある

見た目のすっきりさと施工のしやすさを両立できる点から、条件が合えば十分選択肢に入るタイプです。
緊急時の対応方法は事前にしっかり確認しておきましょう。

正解は「家族の暮らし」によって変わる

どのタイプがベストかは、「今の使い方」だけでなく「これからの使い方」によっても変わってきます。
迷ったときは、以下の3点を基準に考えてみてください。

・日々の動作や手入れをどう感じるか

・誰がどんなふうに使うか(子育て、介助、来客の有無など)

・洗面室や浴室まわりのスペースの余裕はあるか

まとめ:小さな選択が、暮らしのストレスを左右する

お風呂のドアは、一度つけたら簡単には変えられません。
だからこそ「動きやすさ」「安全性」「掃除のしやすさ」「デザインの整合性」まで含めて、じっくり検討する価値があります。

個人的な意見としては、ベストは引き戸。
開閉時に動作がスムーズで、人とぶつからず、開口も広くとれる──毎日の使いやすさで他を圧倒しています。

次点は開き戸。構造がシンプルで壊れにくく、デザインもすっきりまとめやすい。
浴室内で人が倒れたときの対応(外し方など)は事前に要確認ですが、それでも折れ戸よりは扱いやすいと感じます。

逆に折れ戸は、見た目のチープさや開閉時のガタつきが気になるため、できれば避けたいタイプです。

ドアはただの出入り口ではなく、暮らしの動線そのもの。
後悔のない選択のために、ぜひ“今”と“将来”の暮らしをイメージしながら検討してみてください。

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