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堺市堺区 I様の家_09|玄関土間の断熱と基礎まわりの下準備

更新 2026-07-16

立ち上がりコンクリートの打設が完了したら、続いて玄関土間部分のコンクリートを打設していきます。

玄関土間は家の中の部分なので、ここにもきちんと断熱材を入れていきます。立ち上がり部分に断熱材を設置したうえで、土間コンクリートを打設します。

この部分の断熱ができていないと、せっかく他の部分をしっかり断熱していても、玄関まわりが寒くなりやすくなってしまいます。家全体の断熱性能を考えるうえで、玄関土間の断熱も大切なポイントです。

また、内部の立ち上がり部分に断熱材を入れると、立ち上がり部分に段差が出てきます。今回は、その段差の出をなるべく小さくするために、基礎内部で使う断熱材よりも少し薄い断熱材を使用しています。

ただ、厚みを薄くするだけでは断熱性能が落ちてしまうため、その分、性能の高い断熱材を選び、厚みを抑えながらも必要な断熱性能を確保できるようにしています。

次に、基礎内部のコンクリートのノロをハンマードリルで撤去していきます。

今回は、床下エアコンを効果的に効かせるために、基礎の底板全面に断熱材を敷き込む計画です。

一般的には、基礎の外周部から1m程度だけ断熱材を敷くことも多いですが、今回は底板全面に断熱材を敷くことで、断熱性能を高め、床下エアコンの効率も上げることを考えています。

そのためには、断熱材を基礎の底板にできるだけきれいに密着させることが大切です。

どうしても基礎の立ち上がりの角部分には、コンクリートのノロが出てしまうことがあります。このノロが残ったままだと、底板に断熱材を敷き込むときに凸凹が邪魔をして、断熱材がぴったり納まりにくくなります。

そのため、ハンマードリルを使ってノロを撤去し、断熱材をきれいに敷き込めるように下準備をしていきます。

基礎工事が完了したあとは、基礎まわりで先行配管工事を行います。給排水の配管など、後からでは施工しにくい部分を、この段階で先に進めていきます。

その後、基礎まわりの土の部分をシートで養生します。

養生をしておくことで、足場が建ったあとの清掃がしやすくなります。また、雨が降ると土が跳ねて基礎を汚してしまうことがあるため、基礎まわり全体にシートを敷いて、できるだけきれいな状態を保てるようにしています。

配管のマスがある部分については、足場が乗ってしまわないように、分かりやすくマークしておきます。こうしておくことで、足場を組むときにも注意しやすくなります。

基礎まわりの準備と養生が終わったら、足場を建てていきます。

上棟前には、先に足場を組んでいきます。柱や梁を組み上げていく作業では高い場所での作業も多くなるため、大工さんが安全に動ける足場を整えておくことが大切です。

今では上棟前に足場を組むのが当たり前になっていますが、昔の現場では今ほど足場が整っていない中で棟上げをしていた時代もあったようです。そう考えると、安全に作業できる環境づくりも、家づくりの大切な準備のひとつだと感じます。

こうした準備を一つひとつ整えておくことで、床下エアコンの効きやすさや、家全体の快適さにもつながっていきます。完成すると見えなくなる部分ですが、見えない部分こそ丁寧に整えて、次の工程へ進めていきます。

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