新築の冷蔵庫の位置、どこが正解?キッチンの“使いやすさ”が変わる配置術

冷蔵庫の位置、どこが正解?
──キッチンの“使いやすさ”が変わる配置術
家づくりやリフォームでキッチンを考える際、意外と後悔が多いのが「冷蔵庫の位置」。
毎日の料理や家事に直結するからこそ、使いやすさに直結します。
今回は、キッチンでの冷蔵庫配置をどう考えるべきか、実際の暮らしをイメージしながら解説します。
冷蔵庫の位置で、こんなに変わる「動線」

冷蔵庫は1日に何度も開け閉めするもの。
料理中はもちろん、飲み物を取る、子どもがおやつを取る、買い物から帰ってきて食材をしまう…など、想像以上に「アクセスのしやすさ」が問われます。
【悪い例】
・キッチンの一番奥で、家族が通るたびに調理中の人とぶつかる
・扉の開閉スペースが狭く、開けるたびにストレス
・冷蔵庫の前にゴミ箱やゴミ袋があって動線がふさがれる
【良い例】
・キッチンに立つ人も、家族もストレスなくアクセスできる位置
・通路幅がしっかりあり、開閉の妨げにならない
・「買ってきて→しまう」動作がスムーズ
冷蔵庫は“キッチンの外”でもアリ?

最近は、「冷蔵庫をあえてキッチンの外」に設置する事例も増えています。
たとえば、キッチン横のパントリー内に冷蔵庫を置けば、生活感が出にくくスッキリ。
また、冷蔵庫を通路側に近づけることで、調理中の人と家族の動線を分けることもできます。
ただし、あまり離しすぎると、調理中の移動距離が増えてしまうので注意が必要です。
“誰が・いつ・どう使うか”を想像するのが大事です。
家族構成や使い方で「正解」は変わる

冷蔵庫の位置に正解はありません。
共働きで時短重視なら、「玄関から近い→すぐしまえる」動線が便利。
小さなお子さんがいるなら、リビングからも取りやすい位置に置くと、家族全体の使い勝手が良くなります。
「キッチンに立つ人のため」だけでなく、家族全員の動きを想像して配置を決めることが、後悔しないコツです。
まとめ:冷蔵庫の配置で、家事のしやすさが大きく変わる

冷蔵庫の位置は、「冷凍庫の扉が開けやすいか?」
「買い物帰りにスムーズにしまえるか?」
「他の家族と動線がぶつからないか?」といった視点で見直してみましょう。
脇田工務店では、冷蔵庫や家電、ゴミ箱など生活に密着した“リアルな家事動線”を大切にしています。
間取りのご相談やプラン作成時には、冷蔵庫の位置ひとつから丁寧にご提案します。