照明を考える時には光の【色】にもこだわりましょう
更新 2025-03-25
光には色がある

おしゃれな空間を演出するためには照明計画にこだわる事が大切です。
そこで重要な要素の一つが照明の光の色です。
部屋の雰囲気や使い方にあわせて光の色を選ぶことで生活空間をここちよくすることができます。
良く使われている色は3種類
住宅の照明では【電球色】【温白色】【昼白色】の3種類がよくつかわれています。
電球色

電球色はオレンジっぽい昔ながらの電球に近いあたたかい色です。
リビングや寝室等落ち着いた空間に適しています。
一方でオレンジっぽい光になるので本当の色が分かりにくくなるというデメリットがあります。
食材の色をみないといけない料理中や服選びをするクローゼットの照明にはあまり向いていません。
温白色

温白色は電球色よりも少し白っぽさがある色です。
最近商品化された新しい色です。
電球色と昼白色の中間になります。
リラックスしたい空間でもお化粧などの作業をしたい場所でも使えるバランスの良い色です。
昼白色

昼白色は日中の太陽光に近い白っぽい光です。
活発に活動したい空間や細かい作業をしたい部屋に適しています。
落ち着きのある空間にはなりにくいのでリラックスしたい空間には不向きです。
用途によって色を組み合わせる事が大事

おちついた家にしたいからとすべての照明を電球色にすると、オレンジがかった色になるので料理の時に食材の色が分かりにくかったり、服選びの時に外に出た時に思った色と違ったという事になります。
リビングには電球色、キッチンの手元灯やクローゼットには昼白色を使うという風に用途によって照明の色を変える事で使いやすく心地の良い家にする事ができます。