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【みんな使ってるのに】なぜ脇田工務店では窯業系サイディングを使わないの?

更新 2024-10-11

新築住宅の約8割で使われている窯業系サイディング

窯業系サイディングとはセメントや繊維質を混ぜ合わせ板状に形成した外壁材です。

日本の新築住宅では約8割が窯業系サイディングが使われています。

沢山つかわれているだけあり優れたメリットがあります。

価格が安くて、作業が早くて、タイル調や木目調などデザインが豊富にある、といったメリットです。

ただ弊社ではあまり積極的にはお勧めしていません。

弊社では無機系の自然素材をつかった左官のぬりかべの外壁かそうでなければガルバニウム鋼板という金属系の外壁をお勧めしています。

なぜ便利な窯業系サイディングを使わないのでしょうか。

なぜ便利な窯業系サイディングを使わないの?

窯業系サイディングは優れたメリットが沢山ありますが見過ごせないデメリットがあり、それが弊社の建材選びの基準に合わないからです。

そのデメリットは定期的な塗り替えとコーキングの打ち替えが必要なことです。

窯業系サイディングの基材となるセメントには止水性がないため表面の塗膜で雨を防いでいます。

この塗膜が紫外線に当たると劣化していくため10年-15年ごとに外壁の塗り替えが必要になります。

さらに窯業系サイディングはサイディングとサイディングの継ぎ目部分にコーキングというゴムのようなものが使われますがこのコーキングも劣化するため10年ぐらいで交換が必要です。

このメンテナンスを怠ると外壁の中に水が入り雨漏れの原因になったりサイディングの内部に水が染み込んで痛んだり崩れたりする可能性があります。

ただこのメンテナンスをする場合は足場を掛けて外壁全体の塗り替えになるのですが、一回あたり100万円程度の費用がかかります。

きちんと10年-15年ごとに塗り替えをされていれば問題ないのですが実際そうされている方は少ないです。

たまにあるのですが築年数20年以上のお宅で雨漏れがするというので見に行くと窯業系サイディングの外壁のメンテナンスが一度もされておらずコーキングのひび割れや外壁の塗装の劣化が目立ち、それが雨漏れの原因とみられるので塗り替えを提案させて頂くと『お金がなくてできない』とそのままにされる事があります。

その場合は応急処置的な対応はできる限りしますが、根本的な要因を放置する事になるのでまた再発する可能性が高いです。雨漏れを放置すると建物の構造体が傷んでしまいさらに被害が大きくなる可能性があるためお勧めしません。

将来そうなってしまってはお客様の為にならないと考え弊社の新築住宅では窯業系サイディングはお勧めしていません。

なぜ無機系の自然素材を使った左官の外壁とガルバニウム鋼板の外壁をお勧めするのか

弊社の建材選びの基準は【質感の良さ】と【長く使える事】の2つです。

その2つを満たす外壁材と考えるのが無機系の自然素材を使ったぬりかべの外壁とガルバニウム鋼板の外壁です。

左官とガルバどちらをお勧めするかはデザインや軒の出の有無や予算などによって決めます。

無機系の自然素材を使った左官の外壁では定期的な点検で特に異常がなければ塗り替えなどは不要ですし、ガルバニウム鋼板の外壁材は表面保護のための定期的な塗装は必要とされていますがそのスパンが長いのと鋼板自体に止水性があるため塗装が劣化したとしても錆びて穴が開かない限りは雨漏りにつながりにくいという特徴があります。

質感についてですが、窯業系サイディングはデザインは豊富にありますがあくまでタイル風や木材風など○○風のプリントなどで作られたデザインになるので本物の質感と比べるとどうしても見劣りしてしまいます。

それに比べると左官もガルバもどちらも本物の素材そのままの質感なので高級感があり、窯業系サイディングと違って継ぎ目もないので綺麗に仕上がります。

仕上げ材なので質感が良いものを選ぶのは当然としてさらに将来なるべく手がかからないものを選ぶのがお客様の為になると考えているので弊社では無機系の左官外壁かガルバニウム鋼板の外壁をお勧めしています。

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